伊藤健一郎 15年7月25日放送
wwarby
背筋を凍らせる人 稲川淳二
ひたひたひたひた…
夏の風物詩、怪談。
その語り部といえば…ご存知、稲川淳二。
聞くまいとしても、つい誘われてしまう声。
しだいに目に浮かぶ怪しい景色。いつしか漂う何かの気配。
からんころん、からんころん…
人々の背筋を凍らせ続ける彼には、ひとつの持論がある。
怪談がどんなに怖くたって、
地獄を見た人間にとっては
怪談なんか怖くない。
来年も、再来年も、ずっと。
怪談を怖がり涼む、平和な夏が続いてほしい。