佐藤理人 15年7月26日放送

150726-08
idovermani
あの人の歌詞 曽我部恵一

NEW YORKと書かれたTシャツは着ても、
東京と書かれたTシャツを着る日本人は少ない。

もっと自分の国の言葉で自分のことを歌いたい。
曽我部恵一が歌詞を書くとき最も大切にするもの。
それはリアリティ。

何も起こらない日々のふとした感情を、
目の前の誰かに語りかけるように歌いたい。
まるで喫茶店における一対一の会話のように。

四六時中、歌と言葉のことを考え続け、彼は悟る。

 理想は小学生の作文だ

ついうまいことを言いたくなる心を抑えて、
そのままの真実をそのままガーンと歌えばいい。

 絵空事って全然気持ちよく歌えない

テクニックをあえて排除するという、
優れたテクニックがそこにはある。

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