「空を飛びたい」モンゴルフィエ兄弟
1783年、南フランスのモンゴルフィエ兄弟が、
不思議な球体を街の市場で披露した。
その球体は複数のパーツに分かれている布と紙を
1800個のボタンで留めたもの。
モンゴルフィエ兄弟が
その下で火を焚きはじめると
やがて球体は地面から離れて上昇しはじめた。
バロンが天へ昇って行く
兄弟は大声で、皆に知らせた。
これは熱気球の原形。
高度1600m以上に達したといわれている。
バロンとは、フランス語で「袋」のこと。
英語の風船や気球の語源となった。