三島邦彦 15年11月28日放送
編み物のはなし 御手洗瑞子(みたらいたまこ)
気仙沼ニッティングは、手編み物の会社。
一着15万円のカーディガンに
全国から注文が集まる。
社長の御手洗瑞子が書いた
「気仙沼ニッティング物語」という本に、
こんな一節がある。
気仙沼ニッティングではこれまで使ったすべてのロットの毛糸を、
補修用にとっておいてあります。
お客様と一生をともにする物をつくること。
そのための準備をしておくこと。
その誇りと責任感が、さらに人を引きつける。