大瀧篤 15年11月29日放送
Marcin Wichary
アラン・ケイ 「未来を予測する方法」
「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」
パーソナルコンピュータの父と呼ばれる、
計算機科学者アラン・ケイの有名な言葉だ。
彼はイノベーディブなアイデアを数多く打ち出した。
たとえば片手で持てるくらい小さくて直観的に操作ができ、
子供もスケッチブックのように自由に扱えるコンピューター。
1972年にその構想は発表され、iPadの元になっているとも言われる。
「天才の前を歩いていた天才」とも見える彼だが、こんな言葉も残している。
「少なくとも90パーセントの時間を失敗に費やしていなかったとしたら、
あなたは高みを目指していないことになる。」
おびただしい失敗の積み重ねの上に、一握りの成功があるのだ。