お札の人 福沢諭吉
天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。
この言葉を残した人が、
日本で一番価値のあるお札になっているのは、ちょっと面白い。
福沢諭吉さんが初めて一万円札に登場したのは、1984年。
今からもう20年以上も前になります。
ちなみに、この肖像画は56歳のときのもの。
子どもたちが結婚をし、親としての幸せを感じていた時期と言われています。
さて、今年のお正月、
どれほどの数の諭吉さんが
日本中を飛び交うでしょうか。
お札の人 福沢諭吉
天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。
この言葉を残した人が、
日本で一番価値のあるお札になっているのは、ちょっと面白い。
福沢諭吉さんが初めて一万円札に登場したのは、1984年。
今からもう20年以上も前になります。
ちなみに、この肖像画は56歳のときのもの。
子どもたちが結婚をし、親としての幸せを感じていた時期と言われています。
さて、今年のお正月、
どれほどの数の諭吉さんが
日本中を飛び交うでしょうか。
お札の人 野口英世
学問は、一種のギャンブルである。
そんな大胆な名言を残したのは、
千円札の顔でもおなじみの、野口英世さんです。
彼の千円札が発行されたのは、2004年。
ちなみにお札の肖像画に髭を生やした人物が多いのは、
偽造防止のためと言われています。
ところでこの方、
実はかなりお金にルーズだったという説も残っています。
でも、あなたの財布の中の野口さんは、無駄遣いしてはいけません。
お札の人 樋口一葉
恋とは尊くあさましく無残なもの也。
そんな言葉を残したのは、
五千円札の顔でもおなじみの、樋口一葉さんです。
いつお札になっても不思議じゃない女性、と言われ続けて、
ようやく日の目を見たのは、2004年のこと。
貧しさゆえの屈辱を味わいながら、
母と妹を養育し、婚約者にも逃げられてしまう。
その思いの雫が、数々の名作を生み出しました。
一葉さんが五千円札になった年は、
アテネオリンピックで女性選手が目を見張る活躍をしています。
さて、今年のオリンピックは、どんな名シーンが見られるでしょうか。
お札の人 聖徳太子
日本の紙幣に最も多く登場した人物は、
どなたかご存知ですか?
ちょっと難しいかもしれませんね。
ではまず、お札の歴史を振り返りましょう。
明治時代、初めて肖像画入りの紙幣に登場したのは、神功皇后でした。
日本最初のお札の顔は、女性だったんですね。
それ以来、菅原道真、武内宿禰、和気清麻呂、藤原鎌足など
多くの歴史上の人物が名を連ね、
初の日本銀行兌換銀券では、大黒様になったこともあったんです。
そして昭和5年。ついに聖徳太子が登場します。
戦前に2回、戦後には5回、
しかも五千円と一万円では、四半世紀にわたって発行されました。
ミスター日本紙幣と言っていいかもしれません。
今でも、お年玉といえば、
聖徳太子の顔を思い浮かべる方も多いはず。
お札の人 岩倉具視
薄いブルーのお札、といえば
懐かしく思う方がいらっしゃるかもしれません。
最後の500円札の肖像画は、岩倉具視さんでした。
発行されたのは、1969年。
東名高速道路が開通した年です。
やがて、1982年に500円硬貨が発行され、
その3年後、五百円紙幣の製造はそっと終わりを告げました。
貯金箱やタンスの奥、
家のどこかにまだ500円札があるというみなさん。
大丈夫です。まだ使えるそうです。
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