首の行方 オリバー・クロムウェル1
367年前の今日、1649年1月30日。
イギリス国王チャールズ1世が
公開処刑された。
首が切り落とされた瞬間、
「うぉー」という
民衆の暗いどよめきが起きた。
国王を死に追いやったのは、
清教徒革命の主役、
オリバー・クロムウェル。
クロムウェルは
王族のシンボルカラーである
紫のマントを羽織って、現れた。
王の首を、自分にすげ替えのだ。
しかし、12年後の、同じ1月30日。
チャールズ1世の息子、
チャールズ2世によって、
自分の首が切られることになる。