佐藤延夫 16年3月5日放送
相場師の人生 福沢桃介
福沢諭吉の婿養子となった福沢桃介。
アメリカで鉄道や電気事業を学び、帰国する。
北海道の鉄道会社に入社し、
さらに黒ビールなどを扱う会社を設立。
ビジネスマンと経営者、
どちらも商才を発揮するが
ある日、結核で倒れてしまう。
そして病床でこんな決断をする。
「療養しながら稼げる仕事を始めよう。」
それが相場師になったきっかけだった。
もちろん才覚もあった。
わずか1年で、千円を10万円に増やした。
今の金額では、数億円にもなるという。
兜町の飛将軍と呼ばれるようになっていた。