小林慎一 16年5月15日放送
フェルマーの最終定理 300年間解けない問題
17世紀から20世紀にかけて。
あらゆる科学の分野は、飛躍的に発展した。
17世紀、
人の体質は4つの体液の配分で決まるという体液説が主流だった。
20世紀には遺伝子組み換えが可能になった。
ガリレオが月を望遠鏡ではじめて観測し、天体であることが分かり、
その300年後、人類は月に降り立った。
しかし、数学では、人類の知識の進歩に
300年間耐えてきた問題がある。
フェルマーの最終定理。
Xn+Yn=Zn
nが2以上の場合、nは整数の解を持たない。
この問題の起源は、ピタゴラスの時代にまで遡る。