papadont
童謡のはなし たなばたさま
ささの葉さらさら
のきばにゆれる
お星さまきらきら
きんぎん砂子(すなご)
七夕に欠かせない童謡、「たなばたさま」。
2番までしかない短い唄だが、
歌詞の中には、数々の色彩がつめこまれている。
「きんぎん砂子」の「砂子」は
金箔や銀箔を細かい粉にしたもので、
天の川の細かい星屑のたとえ。
「五色」は、短冊の色の多さを表したものだが、
七夕の発祥・中国の五行説に由来する、
自然現象を抽象化した、五つの色とも考えられる。
五しきのたんざく
わたしがかいた
お星さまきらきら
空からみてる
梅雨の灰色の曇り空が続いても、
七夕は、どことなく心はずむもの。
さあ、7月はもうすぐ。