「秋祭り」あきる野市・二宮神社秋季例大祭
秋、収穫を祝う祭が関東各地でも開催されます。
9月8日、9日(ようか・ここのか)には、
東京あきる野市の二宮神社で「しょうが祭り」が行われます。
古くから神饌(しんせん)として「牛の舌の形の餅」、
「子持ちの里芋」、「葉、根付きの生姜」が奉納されることになっていました。
しょうがは二宮神社周辺で採れたものをお供えしました。
すると
二宮神社の生姜を食べると風邪をひかない。
一年間無病息災、厄よけになる、と評判になり、
秋の例大祭が「しょうが祭り」と呼ばれるようになったのです。
およそ400年前からある、とされる祭礼。
生姜の屋台が立ち並びます。
都内で唯一の農村歌舞伎、無形民俗文化財の
秋川歌舞伎も上演されるのです。
祭りのクライマックスは、石段を駆け上がる神輿。
農村に伝わる収穫と奉納のダイナミズム、見物に行きませんか。