河田紗弥 16年10月16日放送
チャールズ・モンロー・シュルツ ~誕生~
チャールズ・モンロー・シュルツは、
1922年、アメリカミネソタ州で生まれた。
チャールズは、小さい頃から、絵の才能に恵まれていた。
幼稚園の先生に言われた、
「あなたは画家になるかもしれないわ」というひと言を胸に、
絵を夢中で描き続けた。
彼は、勉強は得意だけれど、内気だった。
2学年飛び級をした小学校時代に、クラスメイトに仲間外れにされてしまう。
そのちょっぴり苦い経験が、ある主人公の誕生につながっている。
1950年、彼は心の悩みや葛藤を子どもたちがどう乗り越えるかをテーマに、
ひとつのコミック作品を書きはじめる。
主人公の名は、チャーリーブラウン。
彼と彼の飼い犬スヌーピーが繰り広げる、
人気コミック「ピーナッツ」はこうしてはじまった。