河田紗弥 16年10月16日放送
x-ray delta one
チャールズ・モンロー・シュルツ ~名言の裏に隠された事実~
人気キャラクター「スヌーピー」で知られる
チャールズ・モンロー・シュルツの「ピーナッツ」。
1950年から2000年までの50年間で
1万7897回にわたり、連載された。
しかし、最初から、順風満帆だったわけではない。
あまり経済的に豊かではない家庭であったのにもかかわらず、
自分を高額な美術学校に通わせてくれた両親。
その両親に、はやく恩返しをしたい。
そんな一心で、自分が描いた漫画を雑誌社に持っていくものの、
時代は第二次世界大戦。まったく受け入れてもらえなかった。
しかし、彼は決して諦めなかった。
彼が描く「ピーナッツ」の中で、チャーリー・ブラウンが
「いつの日か願いが叶うといいなあ」とぼやいたときに、
スヌーピーはこう答えている。
「そうなるように生きていかないとね」。
チャールズの人生そのままのコトバだ。