石橋涼子 16年11月27日放送
のりものの話 パスカルと公共バス
現代でもおなじみの移動手段のひとつ、公共バス。
その起源は、17世紀パリに遡る。
当時、馬車を所有できるのは裕福な貴族だけだった。
それを定められた路線と、定められた時間に運行することで
乗合馬車として誰でも使える移動手段にしたのだった。
アイデアを生み出したのは、あなたも知っているあの偉人。
人間は考える葦である。
という言葉で有名な哲学者のパスカルだ。
パスカルの定理やパスカルの原理も偉大な業績だが、
公共バスだって負けないくらい偉大だ。