松岡康 17年4月16日放送
喜劇王の少年時代
今日はクラーク博士が
「ボーイズ ビー アンビシャス」
の言葉を残した日。
見るものすべてを笑顔にする、喜劇王チャップリン。
彼の少年時代は笑顔とはかけ離れたものだった。
1歳のときに両親が離婚。
貧乏な舞台女優だった母親のもとで育てられ、貧しい生活を送る。
5歳のときには、舞台に立っていた母が喉をつぶしてしまう。
母親は二度と舞台に立つことができず、のちに精神に異常をきたし
施設に収容された。
貧しいチャップリンは子供ながらに職を転々とし、
時にはコソ泥まで働いたという。
チャップリンは言う。
無駄な一日。それは笑いのない日である。
つらい少年時代が作りあげた信念
それは人を笑顔にし続けることだった。