茂木彩海 17年4月30日放送
図書館の話 冬眠図書館
18種類の架空の仕事と、その従業員のインタビュー集。
タイトルは、「じつは、わたくしこういうものです」。
この中に、一風変わった図書館が登場する。
なんでも、その図書館は冬の間だけ小さな森の中に夜通し開いていて、
お夜食としてコーヒーと、パンと、シチューがふるまわれるという。
司書は、そのシチュー当番を任される重要な役職だ。
冬眠図書館は
冬眠するように本を読むための図書館です。
誰にも邪魔されず一人、本の世界にこもる。
本好きの夢が、ここにある。