計量の話 ダンカン・マクドゥーガル
きょうは「世界計量記念日」。
アメリカの医師、ダンカン・マクドゥーガルが
人間の魂の計量を行ったのは、今から116年前のことだ。
彼は、もしも魂に重さがあるなら、
魂が身体を離れる瞬間に体重が減るはずだと考え、
末期の患者を秤の上にのせた。
すると、患者が息を引き取ると同時に秤が動き、
21gの減少を示したのだ。
さらに彼は体重が減少するまでの時間も計測し、
次のように発言している。
患者の中には、体重が減るまでに1分かかった者がいた。
考えや行動がゆっくりしていた人は、
魂も身体を離れるまでに時間がかかるのかもしれない。
現在では信憑性がないとされているが、
みんなをちょっとワクワクさせてくれた彼の計量は
偉大だったと言っていいのではないだろうか。