三島邦彦 17年7月15日放送
大きな魚、あるいは瞑想 デイヴィッド・リンチ
伝説の経営者スティーブ・ジョブズ、
世界最高峰のテニス選手ノバク・ジョコビッチ。
彼らに共通している日々の習慣、それは毎日の瞑想。
「エレファントマン」「マルホランド・ドライブ」など
独特の作品世界で知られる映画監督デイヴィッド・リンチもまた、
30年以上に渡り午前と午後の瞑想を欠かさない瞑想者の一人。
撮影現場でも静かな場所を用意して瞑想するという彼は、
瞑想の必要性についてこう語る。
アイデアとは魚のようなものだ。
小さな魚をつかまえるなら、浅瀬にいればいい。
でも大きな魚をつかまえるには、深く潜らなければならない。