原央海 17年7月16日放送
© Regis Duvignau
スポーツ レッドカード篇
2020年が近づき、人々のスポーツ熱が高まるこの頃。
そういえば、「スポーツ」といえばこんな話が…
サッカーの試合で、審判がレッドカードを…
自分自身に出したことがあるらしい。
1998年、イングランドのアマチュアリーグ。
後ろから選手に突き飛ばされたことに腹をたて、
思わず手を出してしまったのが、メルビン・シルベスター主審。
しかし、すぐに自分の間違った行為を反省し、
自分自身にレッドカードを出して退場してしまったそうだ。
なんという立派なレフェリー精神だろう。
でも、ここでちょっと裏話。
実はサッカーの競技規則では、
カードが出されるのは「競技者のみ」となっており、
本来は審判自身に出すことはできない。
そのため、審判の退場行為はルール上許されておらず、
試合後、彼には罰金が科せられたとか。