誕生秘話 「フランケンシュタイン」
フランケンシュタインは、
駆け落ちした女性の悪夢から生まれた。
1816年の嵐の夜。
スイスの別荘に5人の男女が集まっていた。
彼らは暇つぶしに怪談を考えることにした。
その中に駆け落ち中のカップルがいた。
詩人のパーシー・シェリーと
やがて妻になるメアリー。
彼女はその晩、恐ろしい夢を見た。
黄色く濁った目を持つ何かが、
荒い息を吐き、手足を痙攣させていた。
メアリーは2年かけ、医者が死体から
人造人間を生み出す話を書き上げた。
彼女は今日、
SFの生みの親と呼ばれている。