森由里佳 17年9月17日放送
美味なるイタリア料理 飽きないという驚き
はじめてローマに着いたとき、
シェフ・落合務は「ゴミゴミしたところ」だと思ったそうだ。
フレンチを志していた彼にとって、
イタリア料理はどれも同じでがさつな感じ。
それでも、滞在している数日間、
飽きずに食べている自分に気づいたときの衝撃は、
彼の志を変えるのに十分だったようだ。
イタリアの飯は、毎日食べても飽きない、
これは目からウロコだった。
食事とは本来そういうものだと、初めて気が付いた瞬間だった。
落合務。
今、イタリアンの世界で彼の名を知らない人はいない。