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「猫は一生の伴侶/大佛次郎」のべ500匹以上
大佛次郎。時代小説「鞍馬天狗」、
ノンフィクション「パリ燃ゆ」、
現代小説、随筆、戯曲など幅広い文筆活動を続けた。
同時に大変な猫好きだった。
妻によると生涯で飼った猫は、のべ500匹以上。
「通い」と「住込み」合わせての数。
「住込み」は常に10匹から15匹はいた。
一匹の猫なら可愛らしいが、
十五匹となるともう可愛らしくない。
そう言いながらも、
膝の上で猫が眠ってしまうと、
可哀想だからと、用があっても、
立ち上がらなかった。