原央海 18年2月11日放送

180211-05
AJ Kelman
有吉弘行 未来

有吉弘行。
彼の猿岩石人気が終わり、仕事がなくなってからは、
7、8年間は月収一桁、給料ゼロの時もあったという。
事務所の先輩からご飯を奢ってもらうことになっても、
「僕、食べなくてもいいですから、僕の分現金でください」
なんて言ってしまう始末。
とにかくお金がなかった頃、
ホームレスになることも、本気で覚悟したそうだ。

そんな低迷期を味わった彼は、
リストラや派遣切りがいつ自分の身にふりかかるか
分からない現代のサラリーマンに、こう言った。

 「自分は大丈夫だ」とか、「ウチの会社だけは安心だ」とか、
 絶対にそんなこと想っちゃいけないんです。
 10年後に会社があるかどうかなんてわからないんですから。
 10年後に家があるかどうかなんてわからないんですから。
 気が付いたらホームレスかもしれませんから。

安定が確保されているなんて、もう過去の話。
未来のことで既に決まっていることは、
「まだ何も決まっていない」ということだけかもしれない。

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