Rob Dammers
「映画監督」クリント イーストウッド 15時17分、パリ行き 本人役
3月1日から、日本で公開されている、
クリント イーストウッド監督の映画、
「15時17分、パリ行き」。
35本目の監督作品だ。
実際に起った銃乱射事件を題材にしたこの作品は、
現実にこの事件に巻き込まれた本人たちが
自分の役を演じている。
ある日、彼らに
君たち、自分自身を演じることができると思うかね?
と問いかけてみた。
うまくいくかどうかはわからなかったよ。
ただこの3人と一緒に歩みたいと感じただけだ。
クリント イーストウッドは、
演技は知性的な芸術ではなく感情的な芸術だと考える。
実在の事件を映画にすることの多い監督は、
その場の感情を見つめたいと思っているのかもしれない。