佐藤理人 18年3月17日放送
Rama
豊臣秀吉「槍」
1568年、新年会で織田信長が尋ねた。
長い槍と短い槍、どっちが強い?
槍名人の上島主水は短い槍、豊臣秀吉は長い槍を選んだ。
二人は50人の足軽を率いて試合をすることになった。
主水の隊は3日間猛特訓を重ねた。
秀吉の隊は飲んで遊び呆けた。
当日、秀吉の隊は三方向から一気に襲いかかった。
長い槍で突き伏せ、なぎ倒し、叩く。
個人戦ではなく団体戦に持ち込んだとき、
すでに勝負はついていた。
その後、秀吉と主水はよき友人になったという。
今日は豊臣秀吉の誕生日。