Greg L
「映画監督」クリント イーストウッド ハドソン川の奇跡
制御不能となった旅客機をハドソン川に不時着させ、
乗客全員を救った機長のその後を描いた映画、「ハドソン川の奇跡」。
クリント イーストウッドは、実話に基づき、
ストーリーに不必要なものをすべて取り除いて、
シンプルに簡潔に映画化している。
僕は不必要なものがたくさんある映画を、以前作ったことがある。
でも、人生が進むにつれて、
もっと要領を得たものを作るようになってきたと思う。
多分、僕が以前よりせっかちになってきているからかもしれない。
早く本題に入れるなら、観客はじっと待っていなくても
いいことにしようと決めたんだ。
「ハドソン川の奇跡」で彼が付け足した唯一のことは、
飛行機が墜落する最初の悪夢のシークエンスだけだった。
観客を映画に引き込むためのプラスアルファだった。