美しさのひみつ 〜パック〜
時代が変わっても、女性の美に対する想いは変わらない。
古代ローマの女性たちは、シワやそばかす、
しみへの対策として
パックを使用していた。
特に、シワに効くというロバのミルクも効能に定評があり、
1日に7回もロバのミルクパックをするご婦人もいたのだとか。
このロバのミルク愛用者の中に、
ローマ皇帝ネロの妻ポッパエアがいる。
彼女は寝る前にロバのミルクのフェイスパックをし
全身美白のためにロバのミルク風呂に入り、
旅をするときも100頭のロバを連れて行って
ミルクに事欠かないようにしたという。
女性たちの美容への飽くなき探究心は、
尽きることがない。