大友美有紀 18年5月6日放送
chrissam42
「日本美の再発見・ブルーノ タウト」カマクラ
ドイツ人建築家ブルーノ タウトは、ナチスから逃れて
日本へやってきた。日本文化を学ぶ旅で、農村にも興味を持った。
冬の横手である景色に出会う。
夕食後、町を散歩する。素晴らしい美しさだ。
こんな美しいものを私はかつて見たことはなかったし
またまったく予期もしていなかった。
それはろうそくが灯ったカマクラだった。
コンロの上では汁がグツグツと煮えている。
小さな男の子と女の子が
年上の少年少女をお客に迎えている。
雪の中の静かな祝祭。
土地の人にとってはごく普通の日常かもしれない。
タウトは、ここに美しい日本があると感じた。