大友美有紀 18年5月6日放送

180506-08
Video
「日本美の再発見・ブルーノ タウト」別離

1936年、日本は戦時体制がすぐそこに迫っていた。
ドイツ人建築家ブルーノ タウトは、建築の仕事ができないまま、
日本に来て3年半の月日が経っていた。
友人も日本を去ることを勧める。
トルコから国立芸術大学の建築科主任教授にと要請が来る。
タウトはそれを受けることにした。

 日本よ!
 私が日本を去ったらどんなにか君に
 あこがれることであろう。

最後の日、東京駅で大勢の人がタウトを見送った。
タウトは「日本文化万歳!」と微笑みながら、
涙がこぼれていた。

タグ:

«    »

topへ

コメントをどうぞ

CAPTCHA



login