2018 年 5 月 のアーカイブ

佐藤延夫 18年5月5日放送

180505-04

宇宙な人 フランク・ドレイク

アメリカの天文学者、フランク・ドレイク。
ハーバード大学の大学院を卒業したあと、
彼は国立電波天文台で働いた。
もし知的生命体が存在すれば、
何らかの電気信号を発するはずだ。
そんな仮説から生まれたのが「オズマ計画」。
この計画は失敗に終わったが、
のちにドレイクの方程式を生み出すきっかけになった。
ドレイクの方程式とは、
銀河系の中でコンタクトすることが可能な
地球外生命体の数を推定する計算式。
ドレイクは、こんな言葉を残している。

「人、動物、植物、そして宇宙人は、みな星のかけらでできた兄弟です。」

今日はこどもの日。
8歳のころのドレイク少年は、
夜空を見上げ、宇宙をまわる惑星と
そこに暮らす宇宙人を想像していたという。

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佐藤延夫 18年5月5日放送

180505-05

宇宙な人 カール・シュヴァルツシルト

ドイツの天文学者、カール・シュヴァルツシルト。
ミュンヘン大学卒業後、
天文学の教授などを経て、
ドイツで最も権威のあるポツダム天文台のトップに就任した。

彼の偉大な功績は、
アインシュタイン方程式のシュヴァルツシルト解の発見。
つまり、アインシュタインでも導き出せなかった、
ブラックホールの存在を示唆したのだ。

今日はこどもの日。
幼いころから優秀だったカール少年は、
16歳のとき、星の運動についての論文を2つも発表している。

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