佐藤延夫 18年6月2日放送

180602-01

趣味に生きる 土井利位

「雪の殿様」とは、
下総古河藩第4代藩主、土井利位のことだ。
雪の結晶を顕微鏡で観察した最初の日本人と言われている。
わざわざオランダ製の顕微鏡を長崎から取り寄せ、
試行錯誤を繰り返しながら、
20年にわたり雪を観察した。
雪の結晶86種類を描いた本の出版は、
世界初の偉業とされる。
その鮮やかな文様は広く知れ渡るようになり、
浴衣にデザインされるほど流行したという。

ひとつの物事を極めると、
新たなビジネスが生まれるのかもしれない。

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