マンハッタンの語源
今日はニューヨークに
自由の女神が贈られた日。
ニューヨークにはかつて
先住民族レナペ族が住んでいた。
魚や貝、鳥や鹿などを狩り
トウモロコシやカボチャなどを栽培し。
限られた資源で豊かに暮らしていたレナペ族。
彼らの文化は今もまだ、
ニューヨークの地名として残っている。
例えばマンハッタン。
これは「丘の多い島」または
「我々がみな、酔っぱらいにされた島」
という意味だったという説がある。
確かにマンハッタンの人々は
いつも新しい刺激に酔っている。
マンハッタンの語源
今日はニューヨークに
自由の女神が贈られた日。
ニューヨークにはかつて
先住民族レナペ族が住んでいた。
魚や貝、鳥や鹿などを狩り
トウモロコシやカボチャなどを栽培し。
限られた資源で豊かに暮らしていたレナペ族。
彼らの文化は今もまだ、
ニューヨークの地名として残っている。
例えばマンハッタン。
これは「丘の多い島」または
「我々がみな、酔っぱらいにされた島」
という意味だったという説がある。
確かにマンハッタンの人々は
いつも新しい刺激に酔っている。
Susan NYC
ニューヨーク 街の通奏低音
今日はニューヨークに
自由の女神が贈られた日。
ニューヨークシティ。
その街角に立って、耳をすますと、
街の喧騒の最も奥に、途切れることのない
唸りのような音を感じることができるはずだ。
耳からというよりは、
全身の細胞を震わせる振動として伝わってくる。
一説よると、人の営みが生み出した音は、
地中深く打ち込まれた高層ビルの鉄骨を通じて
マンハッタン島の固い岩盤を振動させる。
その振動が共鳴しながら跳ね返され、
街全体に広がっていくのだと言う。
ニューヨークが常に高揚感に満ちているのは
この絶え間ないバイブレーションに人々の魂が
揺さぶられ続けているからなのかもしれない。
InfoMofo
街の両雄
今日はニューヨークに
自由の女神が贈られた日。
ニューヨーカーが
愛してやまないスポーツ、野球。
ニューヨークに在籍する
メジャーリーグのチームは2つ、
ヤンキースと、メッツだ。
リーグが異なる両チームが対戦する試合は
交流戦で年間4試合あり
サブウェイシリーズと呼ばれ
ニューヨーカーを熱狂させている。
地下鉄で移動できるほど近い両チームが
過去一度だけシーズン優勝をかけて争ったのは
20世紀最後の年、2000年のことである。
地下鉄にもそれぞれのチームカラーの
特別デザインが施され、
ニューヨークの街は熱狂した。
結果は4勝1敗でヤンキースの優勝。
メッツがリベンジできるのは、
いつになるだろう。
Chung Chu
都市の中の自然
今日はニューヨークに
自由の女神が贈られた日。
ニューヨーカーや
観光客から愛されつづける
セントラルパーク。
森があり、起伏があり
湖があり、花が咲き乱れ
まるで自然そのままの風景だ。
自然の景観と生態系を公園に取り入れる、
その形が決まったのはおよそ160年前
アメリカ造園界の父、
フレデリック・ロー・オルムステッドのプランによる。
しかしこの土地、岩、泥、沼が多く、
開拓するのは至難の技で、
完成まで20年近くもかかった。
人と自然の共同作業。
それが時を超えて愛される
大都会のオアシスをつくったのだ。
若き英世の思い出
今日はニューヨークに
自由の女神が贈られた日。
ニューヨークに
ゆかりのある日本人といえば、野口英世。
福島の農家に生まれた英世は
独学で医学を学び渡米し経験を積み
1904年にロックフェラー医学研究所で
働き始める。
寝る間を惜しんで研究に没頭し
その優れた研究成果が
幾度となくノーべル賞の候補にもなった英世。
その多くは彼のニューヨーク時代になされている。
真面目な印象で知られる英世だが
実は遊びにも酒にも
研究と同じくらい没頭していた。
当時のニューヨークは世界最先端の都市。
英世はその街を遊び歩きながら
何を語り、何を思っていたのだろう。
image munky
マンハッタンヘンジ
今日はニューヨークに
自由の女神が贈られた日。
マンハッタンヘンジ
という現象をご存知だろうか。
マンハッタンには、
大きな通りが碁盤の目のように走っている。
年に二度、その東西の大通りに丁度沿うようにして、
太陽が沈む現象、それがマンハッタンヘンジだ。
その呼び名はもちろん、
春分、秋分の日の日没に沿うように
石が組まれたストーンヘンジに由来する。
かつて古代の人々は
ストーンヘンジに沈む太陽に向かって
神聖なるものへの謙虚な祈りを捧げた。
いま、世界の富と繁栄を象徴する場所に住む人々は
摩天楼を真っ赤に染めながら沈む太陽に、
何を思うのだろうか。
Quit007
ニューヨークの蛍
ニューヨーク、マンハッタンの
ど真ん中で蛍を見た、と言ったら、
どうせ新手のイルミネーションか
なんかじゃないの、と思うかもしれない。
だが、実際に蛍はいるのだ。
マンハッタンのど真ん中、セントラルパークに。
日本の蛍とは違い
ニューヨークの蛍は水辺を必要としない。
6月の半ば頃から、煌めく摩天楼を背景に、
セントラルパークの芝生の上を
涼しげな光が舞う。
人と車が忙しなく行き交う街中でも
頼りなげに明滅する蛍を見かける
ことがある。
この街で夢を追う者たちは
小さくも空に飛び立つ姿に希望を託し
その光を『幸運の虫』と呼んでいる。
swh
ニューヨークの名物
今日はニューヨークに
自由の女神が贈られた日。
ニューヨークを代表する
ソウルフードのひとつ、ホットドッグ。
ニューヨーカーの年間平均消費量なんと60本。
ホットドッグを売る移動式スタンドは、
ワンブロック毎にあると言っても過言ではない。
蒸気で温めたパンに、
ボイルしたソーセージとキャベツの酢漬け
ザワークラウトを挟んで、
仕上げにケチャップとマスタードをたっぷり。
シンプルだからこそ、いい。
そのシンプルさこそが、
いつも”on the way”なニューヨーカーにぴったりの
“on the way food”である秘訣なのだ。
Copyright ©2009 Vision All Rights Reserved.