森由里佳 18年8月19日放送
うどん野郎
夏祭り 光の花と祭り囃子
夏の祭りをしめくくる、
夜空いっぱいの打ちあげ花火。
光に照らされる人びとの夢心地な横顔は、
真夏の夜の風物詩だ。
今から2年前、
花火師の今野祥さんは、
明日への扉というドキュメンタリー番組でこんなことを言っていた。
どんなに気持ちが落ち込んでいる人も、
花火があがれば必ず空を見上げます。
花火が嫌いな人って、いないと思うんです。
花火師は、ひとびとの心の温度もあげてゆく。
せつなくも鮮やかなその瞬間は、
祭り囃子のノスタルジックな音色がよく似合う。