福宿桃香 18年10月27日放送

181027-02

文字の日「カタカナ」

ひらがなと同じく漢字を崩して生まれたカタカナ。
そのカタカナを日本語の中心としよう
という動きがあったことはご存知だろうか?

大正9年に設立されたカナモジカイは、
当時小学校で習う漢字が1356字あったのに対し
実際に覚えられるのは600字程度であることを突き止めた。
そこで、習う漢字の制限の他、
駅名や公的文書のカタカナ化を訴えたのだ。

ワープロ等の普及により漢字の読み書きが容易くなり、
運動は自然と下火になったが、
漢字の数がへらされなかったのはすこし残念である。

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