ラグビー 始まり
ラグビーを生み出したのは、たった1人の少年だった。
約200年前。とある学校でのフットボールの試合中。
興奮した1人の少年が
突然、ボールを手に持って走り出し、ゴールを駆け抜けた。
イングランドのラグビーという町で起きたこの出来事が、
ラグビーの始まりだ、といわれている。
そして、2019年。
日本でラグビーワールドカップが開催される。
熱くなった1人の少年が生み出したスポーツが、
今年、日本中を熱くさせるだろう。
ラグビー 始まり
ラグビーを生み出したのは、たった1人の少年だった。
約200年前。とある学校でのフットボールの試合中。
興奮した1人の少年が
突然、ボールを手に持って走り出し、ゴールを駆け抜けた。
イングランドのラグビーという町で起きたこの出来事が、
ラグビーの始まりだ、といわれている。
そして、2019年。
日本でラグビーワールドカップが開催される。
熱くなった1人の少年が生み出したスポーツが、
今年、日本中を熱くさせるだろう。
ラグビー ノーサイド
日本のラグビーでは、
試合終了を「ノーサイド」と呼ぶ。
身体をぶつけ戦った敵同士。
でも、試合が終われば関係ない。
健闘をたたえ合い、同じラガーマンとして1つの仲間になる時に、
敵も味方もどちらのサイドもない。
つまりは「ノーサイド」ということだ。
試合後には、両チームの選手やスタッフが
お酒を飲みながら交流を深めることも。
ゲームセットでもタイムアップでもなく、
すべての戦いの終わりが、ノーサイドであればいいと思う。
Kirk Wilkinson
ラグビー 子どもとラグビー
ラグビーは、子どもを成長させる。
体力面やスポーツマンシップだけでなく、
「1人は皆のために、皆は1人のために」
といった自己犠牲の精神も学ぶことができる。
元フランス代表キャプテンのジャン・ピエール・リーブ選手はこう言った。
ラグビーは子どもをいち早く大人にし、
大人にいつまでも子どもの魂を抱かせる。
今年のラグビーワールドカップ、開催国は日本。
北海道から九州まで全国12カ所で試合が行われる。
せっかくの機会だ。親子で初めてのラグビー観戦はいかがだろう。
ラグビー オールブラックス
オールブラックス。
その言葉がラグビーニュージーランド代表を表すことは、
聞いたことがあるかもしれない。
その名の通り、ユニフォームは全身黒。
世界ランキング1位の座は、
2009年から約10年守り続けている。
試合前の「ハカ」という迫力ある踊りも有名だ。
そんなオールブラックスの中でも伝説といえば、
2015年に引退を決めたリッチー・マコウ選手。
年間最優秀選手賞を3回獲得。
キャプテンとしてワールドカップを2度優勝。
華々しい現役時代を飾った彼は、こう言い残した。
魔法は信じない。
努力を信じてるんだ。
彼はいつだって、
限界の向こう側にトライし続けた選手だった。
Dɐ
ラグビー 日本代表
ラグビーワールドカップ2015イングランド大会。
日本代表は、大会史上最大の番狂わせを起こした。
ワールドカップで24年間勝利のなかった日本が、
世界ランキング3位の優勝候補、南アフリカを倒したのだ。
その立役者の1人、日本の五郎丸歩選手はこう言う。
これまで日本代表の歴史を作ってきた人たちの思いも背負って戦う。
勝てない時代も必死に戦ってきた先輩たちがいて、
はじめて僕らもW杯で戦えるんですから。
悔し涙を流し続けてきた日本。
今年のワールドカップで流す涙は、きっと嬉し涙だ。
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