佐藤理人 19年3月23日放送
過去への探検 イグアノドン
世界で初めて恐竜の化石を発見した、
イギリスの医者ギデオン・マンテル。
1822年、彼は仕事の帰りに珍しい石を見つけた。
専門家に見せると、象の歯だと笑われた。
しかし熱狂的な古生物マニアだった彼は、
それが1億2千年前の爬虫類の歯だと突き止めた。
体長7mを超すその生物に、
彼は「イグアナの歯」を意味する
イグアナドン
という名を授けた。
イグアナドンの完全な化石は現在、
ベルギーの王立自然史博物館に展示されている。