熊埜御堂由香 19年3月31日放送
畑のはなし スマート農業
スマート農業と言われるロボット技術や
人工知能を活用した農業が広がりを見せている。
ドローンで無人で畑を点検したり農薬散布する。
人手と労力のかかる収穫をロボットが請け負うなど
すでに実用化されひとの手を大いに助けている。
高価な機材と専門的な知識がないと
始められなかった農業が、
手に届く価格の機材の登場や、
農業の知見がデータ化されることで、
若い人も始められるようになった。
結果的に、農業人口減少の中で、
自給率の確保を助けるいい循環を生んでいる。
そのテクノロジーは、人間の仕事を奪うのではない。
人間が営んできた、
農業という営みを未来へ繋ぐ相棒だ。