川野康之 19年4月20日放送
©️saito taku
遠足
遠足というと、近頃は秋に行われることも多いですが、
もともとは春に行われる行事であったといいます。
昭和のはじめの頃の唱歌に「遠足」という題の歌がある。
鳴くやひばりの 声うららかに
かげろうもえて 野は晴れわたる
と絵のように美しい春の景色から始まるこの歌には、
昔も今も変わらない遠足の楽しさが歌われている。
菜の花におう里 見下(みおろ)して
笑いさざめく ひるげのむしろ
遠足の日のお弁当の味は特別。