茂木彩海 19年5月26日放送
Beautiful Harmony 君が代の音階
「君が代」を聴く機会があると
他の国にはない、独創的な国歌だと改めて気づかされる。
最大の特長は、なんといっても
手拍子が打てない流れるようなメロディーと、独特な音運び。
日本独自の音階は、「四七(ヨナ)抜き音階」呼ばれ、
ハ長調である「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」の場合で考えて
4番目の「ファ」と7番目の「シ」を抜いた音階、ということになる。
なじみが無いようにも感じるが、
演歌やJ-POPにも広く使われており、
古くから日本人の耳になじみやすい音階と言える。
令和は英語でBeautiful Harmony。
日本ならではの美しい音使いに耳を傾ける。
そんな年にしてみるのも良いかもしれない。