大友美有紀 19年6月2日放送
OZAKIX
路地の話 神楽坂
今日は、6月2日。路地の日。
お洒落な町として人気の神楽坂は
その「町割」(まちわり)、つまり区画は
江戸時代からほとんど変わっていない。
メインの大通りから横丁に入り、
さらにその奥の路地を曲がっていくと、
徐々に人通りは少なくなり、喧騒も遠ざかる。
かつて神楽坂の大半は花柳界が占めていた。
料亭や割烹につながる路地は、
ただの通り道ではなく、
店へとつながるもてなしの空間だったともいう。
町がまるごと、大人のためのしつらえになっている。