佐藤理人 19年6月15日放送
雪男って信じる?
雪男の撮影に初めて成功したのは、
アメリカの農場主ロジャー・パターソンである。
彼は1967年カリフォルニアで、
川岸を歩く背が高くて毛深い動物の姿を、
114mの距離からフィルムに収めた。
映像は短くボケていたが、胸の形から雌であることはわかった。
直立して大股で歩く、巨大なサルに似たその生物は、
彼が撮影していることに気づくと、慌てて森に消えていった。
史上最も有名なこの雪男の映像をきっかけに、
世界中のテレビ局や新聞社に何百通も目撃情報が殺到した。