2019 年 7 月 27 日 のアーカイブ

厚焼玉子 19年7月27日放送


かがみ~
戦場ヶ原の夏 アザミ

奥日光、戦場ヶ原。
標高1400メートルに位置するこの湿原は
夏の花がほぼ7月でピークを終える。

ノハナショウブ アカヌマフウロ ヤマオダマキ
イブキトラノオ、ウマノアシガタ…

7月の花々の隙間からノアザミの蕾がのぞいている。
ノアザミの赤紫の花は
戦場ヶ原の夏の終わりに咲く。

湿原の夏は駆け足で去って行く。

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厚焼玉子 19年7月27日放送


KYR(休会中)
戦場ヶ原の夏 赤トンボ

奥日光、戦場ヶ原。
ここは真夏でも25℃から気温が上がらないと
地元の人が言う。

人ももちろん夏休みの避暑にやってくるが
赤トンボの避暑地でもある。

赤トンボの代表、アキアカネは
6月に平地の田圃で羽化し
夏になると群れをなして奥日光にやってきて
涼しい夏を過ごすのだ。

9月、再び平地に降りたアキアカネは
10月に産卵をして短い一生を終える。

湿原の夏は赤トンボの一生に一度の夏だ。

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厚焼玉子 19年7月27日放送


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戦場ヶ原の夏 ハイカー

戦場ヶ原は400ヘクタールの湿原を取り囲むように
自然研究路が整備されている。

その木道を歩くハイカーは
追い越すときやすれ違うときに必ず挨拶をする。
挨拶はゴミの持ち帰りと同じく
ハイカーのマナーなのだ。

「こんにちは」
「こんにちは」

若い人も年輩のカップルも
小学生の団体も
ここでは同じ条件で歩いている。

「こんにちは」は笑顔に繫がると
あらためて気づく。

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厚焼玉子 19年7月27日放送


*_*
戦場ヶ原の夏 釣り

戦場ヶ原を流れる湯川。
ここには渓流釣りのポイントがあって
ときおり釣り人を見かけることがある。

長崎のグラバー邸で有名なあのグラバーさんが
奥日光に別荘をかまえ、
カワマスを放流してフィッシングを楽しんだのが
はじまりだそうだ。

湯川のフィッシングはキャッチ&リリースが決まりだし
湿原保護のための立ち入り禁止区域も多いが
戦場ヶ原で釣りというだけでびっくりされそうだ。

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厚焼玉子 19年7月27日放送


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戦場ヶ原の夏 アカヌマフウロ

戦場ヶ原の7月、木道(自然研究路)を歩くと
紫がかったピンクの花、アカヌマフウロが目につく。

フウロソウは種類が多く
その土地の名前で呼ばれることもあって
素人では見分けがつきにくいのだが、
アカヌマフウロはハクサンフウロのことで、
近くの赤沼という地名にちなんで
戦場ヶ原ではアカヌマフウロと呼ばれていることが判明した。

名前はややこしいが、フウロソウはかわいい。
風露は漢字で「風の露」と書く。
朝露が花の上で風に揺れる様子から名付けられている。

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