佐藤延夫 19年8月3日放送
金魚の話 金魚すくい
室町時代、中国から輸入された金魚は、
江戸時代に一大ブームとなり、
一般家庭に広まったのは明治以降と言われている。
戦時中、戦後は下火になるも、
昭和30年代になると、
花柳界から金魚の人気は復活する。
金魚すくいが始まったのは、江戸時代の終わりごろ。
最初は網ですくっていたが、
丸くした針金に和紙を貼り付けた「ぽい」は
大正時代に生まれている。
ちなみに、金魚すくいの金魚は、
ほとんどが「和金」という品種だ。
今年も、夏祭りのお土産にいかがですか。