科学による世界創生神話
はじめに、エネルギーありき。
エネルギーはやがて素粒子を生み出し、
素粒子から、原子が生まれた。
原子は集まって星となり、星からさらに
新しい原子が生まれた。
新しい原子は宇宙に散らばってゆき、
また集まり地球が生まれ、大地が生まれた。
やがて原子同士が組み合わさって、生命が
誕生した。生命は進化し、複雑化し、やがて
人類を生み出した。
これが、近代科学による世界創生の神話。
信じるも信じないも、あなた次第。
科学による世界創生神話
はじめに、エネルギーありき。
エネルギーはやがて素粒子を生み出し、
素粒子から、原子が生まれた。
原子は集まって星となり、星からさらに
新しい原子が生まれた。
新しい原子は宇宙に散らばってゆき、
また集まり地球が生まれ、大地が生まれた。
やがて原子同士が組み合わさって、生命が
誕生した。生命は進化し、複雑化し、やがて
人類を生み出した。
これが、近代科学による世界創生の神話。
信じるも信じないも、あなた次第。
Mango Projects
ビル・カニンガムの生き方
ビル・カニンガム。フォトグラファー。
ニューヨークの街角で、道行く人のファッションを撮り続けた。
有名人だとか金持ちだとか関係なく、
ただ撮りたい人だけにカメラを向けた。
自分の服を着た普通の人々が、
写真の中でいかしている。
ニューヨーカーたちはビルのために
こぞっておしゃれをしたという。
彼は言った。
「最高のファッションショーはつねにストリートにある」
Steam Pipe Trunk Distribution Venue
ビル・カニンガムの生き方
ビル・カニンガム。フォトグラファー。
トイレもキッチンもない部屋に住んで、
ネガを入れたキャビネットの隙間で眠る。
朝起きると自転車に飛び乗って街に出て、
一日中シャッターを切る。
仕事以外のことには無頓着で、
頭の中はファッションのことでいっぱい。
彼は言う。
「仕事ではなく、喜びだね」
自分の好きなことだけをして生きていたいと言う人は多い。
ビル・カニンガムは自分の好きなことだけをして生きていた。
CR Artist
ビル・カニンガムの生き方
ビル・カニンガム。フォトグラファー。
トレードマークは青い上っ張り。
道路清掃人用の1枚20ドルの作業着を何枚も買って来て、
そればかり着ていた。
どんな服を着てもカメラとすれてどうせすぐに破れてしまうから。
食事はデリのサンドイッチですませ、
コーヒーは安いほどうまいと言う。
雨の日のポンチョはガムテープの継当てだらけ。
着飾った女性が大好きなのに、自分のことになると、
「質素で飾らないものがいい」
と言っていた。
ビル・カニンガムの生き方
ビル・カニンガム。フォトグラファー。
最初に手に入れたカメラは、
カメラマンの友人がくれた39ドルのハーフサイズカメラだった。
36枚撮りのフィルムなら72枚の写真が撮れる。
「ペンのように使え。メモを取るみたいに」
とその友人は言った。
その時以来片時も離れることなく、
カメラはビルの首にぶらさがっていた。
The Shared Experience
ビル・カニンガムの生き方
ビル・カニンガム。フォトグラファー。
つねに街に身を置いて、自分の目で街を見つめていた。
そして街が語りかけてくるのを待った。
通り過ぎる人の人生の一部をそのまま切り取って、
自分の目が見た真実だけを伝えようとした。
ビル・カニンガムは言う。
「重要なのは感想じゃない。見たものを伝えることだ」
ResonantFelicity
未知なるメキシコ いろいろなタコス
メキシコの国民食といえば、
トルティーヤに様々な具を包んで食べる、タコス。
しかし実は、タコスはタコスだけにあらず。
タコという言葉には「円柱形のもの」という意味がある。
スポーツシューズのスパイクのことも、同じようにタコスと呼ぶそうだ。
こんなジョークもある。
「なぜメキシコ人はビリヤードができないのか?」
「タコを平らげてしまうからさ」
この「タコ」は、ビリヤードの玉を突くための細長い棒、
キューのことを意味している。
タコスもビリヤードも大好きな、メキシコらしいジョークを学べば、
あなたも立派なメキシカンに一歩近づけるかもしれない。
Travis-S.
未知なるメキシコ サボテン健康法
明日9月16日は、メキシコの独立記念日。
メキシコといえば、荒野に広がるサボテン。
しかし、現代のメキシコ人にとっては、
街中のスーパーマーケットで出会うことのほうが多いかもしれない。
野菜売り場に大量に並んでいる、ウチワサボテン科の「ノパル」。
その名の通り、うちわのような平べったい形をしている、食用のサボテンだ。
寒暖差が激しく、乾燥も厳しい場所で育ったノパルは、実は栄養素が満点。
低カロリーな上に、食物繊維やミネラル、ビタミン類も多く含まれ、
国民食・タコスの付け合わせにノパルを置いている屋台も多い。
大腸がんによる死亡者数が世界一少ないと言われるメキシコの健康の秘訣は、
刺々しくも逞しい、メキシコの原風景のなかに隠されていたのだ。
pasa47
未知なるメキシコ 三大地酒のあと2つ
メキシコのお酒といえば、テキーラ?
実はメキシコには、テキーラも合わせて三大地酒と呼ばれるお酒がある。
テキーラと同じリュウゼツランを原料に使う蒸留酒、メスカル。
実はテキーラも、一定の基準をクリアしたメスカルの一種である。
テキーラが工場で大量生産される一方、メスカルはすべて手作業でつくられる。
どんな原料を使うか、どんなふうに茎を蒸して潰していくか。
土壌や職人次第で、味にバラエティが出てくるところが、
クラフトなお酒に目がないアメリカの若者に大受け。
その人気は、ハリウッドスターが自分のメスカルブランドを立ち上げるほど。
さらに、テキーラやメスカルが生まれるもっと前、
古代文明の頃からメキシコで愛され続けているのが、プルケ。
日本のどぶろくに似た白濁した醸造酒で、
神に捧げる特別な飲み物として「神の酒」とも呼ばれる。
発酵速度がとても速いため、なんとメキシコ国内でしか楽しめないという。
今すぐ灼熱の太陽の下で、「サルー!」と乾杯してみたい。
未知なるメキシコ 光の魔術師
メキシコで最も有名な建築家の一人、ルイス・バラガンは、
「光の魔術師」という異名を持つ。
ビビットカラーを取り入れた、カラフルなモダニズム建築。
メキシコの風土と生活を心から愛したバラガンは、
生涯を通して8つの色しか使わないと決めていたそうだ。
暮らしに根付く花、ブーゲンビリアのピンク。
大地の色である赤錆や黄土。
伝統的な染料、コチニールの赤。
死者の日に飾られるマリーゴールドの花の黄色。
青空や海を象徴する青。
教会の壁を思わせる白。
メキシコの桜とも言われる、ハカランダの薄紫。
強い日差しと暖かな空気にぴったりと溶け込むバラガンの建築は、
もちろん、メキシコに行かないと見られない。
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