佐藤延夫 19年11月2日放送



書道の日  小野道風の書

平安時代後期。
三蹟のひとり、小野道風は
30歳を過ぎたころから能書家になった。
醍醐天皇に命じられ、
唐に渡すための行書などをいくつも担当している。
こんな逸話がある。
小野道風は、空海の文字を見て、
「福」という字の「田」が大きすぎる。
「朱」は、まるで「米」のように見える。
そう批判したため、
罰があたって手が震えるようになったという。

今日11月2日は、書道の日。
書は、真実を語る。

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