佐藤理人 19年11月9日放送



ツタンカーメン  発見

1922年11月6日。
イギリスの考古学者ハワード・カーターが、
ツタンカーメン王の墓を発掘していると、
突然急な階段が現れた。

階段を降りると、封印された岩の扉があった。
扉に穴を開けて明かりを差し込むと、
数千年分の埃の中に何かがぼんやり浮かび上がった。

何も言わないカーターに痺れを切らし、
仲間が何か見えるか尋ねた。

だがカーターは、

 すばらしいものです

としか言えなかった。
穴の中はあたり一面、黄金が輝いていた。

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