佐藤理人 19年11月9日放送



ツタンカーメン  呪い

1922年11月6日。
イギリスの考古学者ハワード・カーターが、
ツタンカーメン王の墓を見つけたときのこと。

突然、一羽のタカが現れ、西の空へ飛んで行った。
タカは古代エジプトで王家の象徴。
西はあの世がある方角だと言われる。

人々は死んだファラオの魂が、
墓を汚した者に呪いをかけたのだと噂した。

5ヶ月後。発掘資金の出資者、
イギリスのカーナボン伯爵が左の頬を蚊に刺された。
傷は化膿し、伯爵は敗血症でこの世を去った。

ツタンカーメン王のミイラを調べたところ、
伯爵と同じ場所に、全く同じ傷があった。

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