石橋涼子 19年12月29日放送
年の瀬のはなし 年の瀬の縁起担ぎ
さて、令和元年も、そろそろ終わり。
年越しの予定はいかがでしょうか。
日本では年越しそばが定番だが、
世界では様々な料理で縁起を担ぐ。
たとえばスペインでは年越しの12時の鐘に合わせて
ぶどうを12粒食べて幸運を招くのだとか。
イタリアやブラジルでレンズ豆を食べるのは、
コインに似たかたちが豊かな一年を招いてくれるから。
幸運の象徴のザクロを食べる国もあれば、
お金を象徴する丸い果実を食べる国もある。
日本でも、年越しそばといえば冷たいおろしそば、
という地域があれば、
具沢山のつゆほど縁起が良いとされる地域もある。
新しい一年がより良いものになるならば、
年越しは何でもいいはず。
自宅でのんびりも良し、大勢で賑やかに過ごすも良し。
自分らしい年の瀬を、ご準備ください。