太古の海の記憶
今日は世界水の日。
水について
考えてみたくなる日。
人間はその体の中に、
太古の海の記憶を宿している、という
話を聞いたことはないだろうか。
40億年前、単細胞生物として
海水中から栄養素を吸収していた
その名残が血液をはじめ体内の
様々なところに見られるのだという。
例えば空気中の振動は、耳の奥にある液体
によって波に変換され、脳に伝わる。
それをわたしたちは音として認識する。
わたしたちは今、この瞬間も、
波の音を聞いている、
と言えるのかもしれない。