大友美有紀 20年6月7日放送
いつかは陶芸旅 波佐見焼(はさみやき)
長崎県の陶磁器、波佐見焼。
白磁の美しさと
藍色で絵付けされた染付けの繊細さが魅力です。
その始まりは、「コンプラ瓶」。
染付け白磁の大きな徳利のような瓶で醤油や酒を入れて、
長崎から東南アジアやオランダに輸出されていました。
トルストイが一輪挿しに使っていたとも言われています。
波佐見焼は、長い間、
有田焼として全国に流通していました。
2000年に厳密な生産地表記が必要となり、
波佐見焼と名乗るようになったのです。
今では、雑貨店でも見かけるようになりました。
世界最大級の登窯跡もある波佐見。
長崎で唯一海に面していない町です。
未知なる長崎の魅力に、出会えそうです。